血糖値を下げる治療ガイド・運動療法編

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血糖値を下げる治療ガイド・運動療法編

 糖尿病を疑われた時に、医師から先に言われることは「まず、運動療法と食事療法から初めて、それでも血糖値の数値が髙いようでしたら、インスリン投与を検討しましょうか?」と言う言葉が多いと思います。
運動療法が血糖値を下げるためにどのような役割をしているのか、調べてみました。

・運動療法とは?
人間、動かなければ太るだけ。血糖値を上がるもの当然だ。そう思われる方が殆どだと思います。勿論そうですが、運動療法が血糖値を下げるのにどのように効果的なのか?どうして下がるのか?ご存知でしょうか?運動療法の根本として、ヒトは運動をするためにエネルギーを消費します。その際に、ヒトの筋肉を働かせる為の燃料として、血液中のブドウ糖(血糖)が必要となるのです。そうすることで、血液中に取り残されたままのブドウ糖(血糖)が筋肉の細胞内に吸収されます。しかし、ブドウ糖が細胞の中に入るには、タンパク質(GLUT4)が必要です。このタンパク質(GLUT4)は、健常者であれば、食事によった上がった血糖値に見合った量のインスリンが分泌されます。そしてこのインスリンの分泌によって細胞内にブドウ糖を取り組む時に、タンパク質(GLUT4)が活躍するのです。しかし、糖尿病患者などインスリンの分泌不足など働きが悪かった場合、インスリンからの命令がタンパク質(GLUT4)へ上手く指示が行かず、通常の活躍ができないのです。ここで、運動療法を取り入れることで、筋肉の収縮が刺激され、たとえインスリンの働きが悪くても、細胞内に出てくるタンパク質(GLUT4)が増え、ブドウ糖(血糖)を取り込みやすくなるのです。
結果、血糖値を下げることに繋がるのです。

運動療法として取り入れるのなら、ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの全身を使うような有酸素運動が効果的です。血管内に溜まったブドウ糖をエネルギーに変え、脂肪を燃やすには十分な酸素が必要です。短距離走や瞬発的な動きでは、十分に酸素を取り組めるとは言えません。
せっかく運動するのであれば、有酸素運動と合わせて、ストレッチをされることをお勧めいたします。
また血糖に対する運動の効果は、およそ48時間くらい持続すると言われています。週3日ペースで行うのがベストと言えます。

・運動療法の注意点として
食べ物で血糖値を下げる際に副作用には注意をしますが、運動療法ではどのような注意点が必要になるのでしょうか?
血糖コントロールが極端に悪い場合(血糖250㎎/dl以上、または尿中ケトン体が陽性の場合)高血圧、眼底出血、腎臓機能の低下がある場合、無理をして運動を行うと急性の合併症(心筋梗塞、腎不全、心不全など)を起こす可能性があります。
簡単に言えば、血圧が高すぎたら翌日、仕事帰りに一駅歩くようにする、倦怠感を感じたり、腹部に痛みを感じたら、医師への相談し、運動療法の計画を立て直したらいいと思います。
いかがでしたでしょうか?運動療法に関して、より詳しく知ることができたと思います。
血糖値を気にすることも勿論大切です。それ以上に、ヒトは身体を動かさなくなったら、だんだん柔軟性を失い、筋肉が固くなり、拘縮し始めます。
仕事帰りに一駅歩いてみる。気分転換に、公園に散歩に行ってみる、休憩中にストレッチをする。そんな積み重ねが血糖値の上昇を抑え、健康維持をすることへの第一歩だと思います。

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